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生活保護のメリットとは?受給条件や支援内容をわかりやすく解説!

  • 2025年2月13日
  • 読了時間: 20分



▶︎1. 生活保護とは?



1.1 生活保護の基本的な仕組み

生活保護とは、経済的に困難な状況にある人が最低限の生活を送るために、国や自治体から支援を受けられる制度です。「生活保護法」に基づき、自治体(市区町村)の福祉事務所が窓口となり、申請者の状況を審査したうえで支給を決定します。


■ 生活保護の目的

生活保護は、主に以下の2つの目的を持っています。

  • 最低限度の生活を保障すること

    • 生活費や医療費を支援し、困窮状態を解消する


  • 自立を助けること

    • 仕事探しや生活の立て直しを支援し、自立に向けたサポートを行う


ただし、単にお金を給付するだけでなく、最終的に自立できるよう支援することが大きな目的となっています。


■ 生活保護の支給対象

生活保護は、以下のような人が対象になります。

  • 働いているが収入が少なく、生活が困難な人

  • 病気・障害・高齢などで働けない人

  • 親族や親しい人からの援助が受けられない人


ただし、一定の資産(預貯金、土地、車など)を所有している場合、それを処分して生活費に充てるよう求められることがあります。


■ 生活保護の支給方法

生活保護の支給方法には、以下の2種類があります。

  • 現金給付:生活費や家賃などを現金で支給

  • 現物給付:医療費や介護費を自治体が直接負担


【支給の主な流れ】

  1. 申請(福祉事務所で相談)

  2. 調査(収入・資産・家族構成の確認)

  3. 審査(生活保護の可否を判断)

  4. 支給決定(毎月決まった額を給付)


生活保護は、一度受給が決まったらずっと受けられるわけではなく、定期的に状況の見直しが行われます


1.2 生活保護を受給できる主な条件

生活保護を受給するためには、一定の条件を満たす必要があります。具体的には、以下のような条件が基準となります。


■ 収入が最低生活費以下であること

生活保護の基準額(最低生活費)よりも収入が少ない場合、受給の対象となります。最低生活費は、家族構成や地域の物価によって異なります。


■ 資産を活用しても生活が維持できないこと

預貯金、不動産、車などの資産がある場合は、まずそれを生活費に充てることが求められます。ただし、生活に必要な最低限の財産(例えば、仕事に使う車など)は保有が認められるケースもあります。


■ 親族などから援助を受けられないこと

生活保護を申請すると、福祉事務所が親族に「援助できるかどうか」の確認を行います。ただし、親族に経済的な負担がかかるわけではなく、あくまで「援助できるかどうか」の意思確認のためです。


■ 働ける人は就労の努力をすること

生活保護は、自立を支援する制度でもあります。そのため、働くことが可能な人には「仕事を探す努力」が求められます。ハローワークの活用や職業訓練を受けることが条件になる場合もあります。


1.3 生活保護の種類と支給内容

生活保護には、さまざまな状況に対応できるよう 8種類の扶助 があります。それぞれの扶助は、受給者の状況に応じて支給される仕組みになっています


■ 生活扶助(せいかつふじょ)

食費・光熱費・日用品の購入費など、日常生活を送るための費用を支給するものです。これは最も基本的な支援で、多くの受給者が受け取ることになります。


■ 住宅扶助(じゅうたくふじょ)

家賃や地代などの住まいに関する費用を支給します。賃貸住宅に住んでいる場合、家賃の全額または一部が補助されます。ただし、家賃には地域ごとに上限があり、それを超える場合は引っ越しを求められることもあります。


■ 医療扶助(いりょうふじょ)

病院での診察・治療・入院費用を負担します。生活保護受給者は、病院で医療費を支払う必要がなく、必要な治療を無料で受けられる仕組みになっています。ただし、指定の病院での受診が必要になることが多いです。


■ 介護扶助(かいごふじょ)

介護サービスを受ける際の費用を負担するものです。介護保険制度を利用する際に必要な自己負担分が免除されるため、介護が必要な人も安心して生活できます。


■ 教育扶助(きょういくふじょ)

義務教育を受けるために必要な学用品費や給食費を支給します。小学生や中学生の子どもがいる家庭では、学校で必要な費用の一部を補助してもらえます。


■ 出産扶助(しゅっさんふじょ)

出産にかかる費用を負担する扶助です。妊娠・出産に必要な費用が支給されるため、安心して赤ちゃんを迎えることができます。


■ 生業扶助(せいぎょうふじょ)

就職活動や職業訓練にかかる費用を支援します。仕事を探している人が、職業訓練を受けたり、必要な道具を購入したりするための費用を負担してもらえます。


■ 葬祭扶助(そうさいふじょ)

葬儀にかかる費用を支給する扶助です。身寄りのない方や、経済的に葬儀を行うことが難しい方のために、最低限の葬儀費用が補助されます。


■ 生活扶助と住宅扶助が基本

生活保護を受ける人の多くは、「生活扶助」と「住宅扶助」を受給します。また、病気になった場合は「医療扶助」、介護が必要になれば「介護扶助」が適用されるなど、その人の状況に応じて複数の扶助が受けられるのが特徴です。


■ 医療扶助・介護扶助は現物支給

通常、生活保護費は現金で支給されますが、「医療扶助」と「介護扶助」は自治体が直接病院や介護施設へ費用を支払う仕組み(現物支給)になっています。そのため、受給者自身が医療費や介護費を支払う必要はありません。


■ 支給額はケースごとに異なる

生活保護で支給される金額は、以下の要素によって変わります。

  • 世帯の人数(単身世帯か、家族がいるか)

  • 年齢(子ども・高齢者などの条件)

  • 地域の物価水準(都心部と地方では金額が異なる)

  • 住居費(家賃の有無や支払額)


こうした条件を総合的に判断し、必要な金額が支給されます。また、定期的に生活状況の見直しが行われ、収入が増えたり状況が変わったりすれば、支給額が変更されることもあります。



▶︎2. 生活保護のメリットとは?



2.1 経済的な支援を受けられるメリット

生活保護を受ける最大のメリットは、最低限の生活を送るための経済的な支援を受けられることです。生活が困難な状況でも、一定の収入が保証されることで、安心して日常生活を送ることができます。


■ 生活費の支援が受けられる

生活保護では、毎月 「生活扶助」 として食費や光熱費などの基本的な生活費が支給されます。これにより、「食べるものがない」「電気やガスを止められた」といった極端な困窮状態を回避できます。


■ 収入が少ない場合の補填も可能

生活保護は、まったく収入がない人だけでなく、「収入が最低生活費に満たない人」も対象になります。例えば、パートやアルバイトで少し収入がある場合でも、足りない分を補填してもらうことができます。


■ 家族全員の生活を守れる

世帯全体の収入が生活保護基準を下回る場合、家族単位で受給することが可能です。特に、ひとり親家庭や高齢者世帯にとっては、大きな支えになります。


2.2 医療費が無料になるメリット

生活保護を受けている人は、病院での診察・治療費が全額免除されるという大きなメリットがあります。これは 「医療扶助」 という制度によるもので、金銭的な負担を気にせず医療を受けられます。


■ 通院・入院・手術などすべて無料

生活保護受給者は、健康保険に加入していなくても、病院での診察や入院、手術、薬代などが 全額負担される 仕組みになっています。「病気になってもお金がなくて病院に行けない」という不安がなくなるのは、大きな安心材料です。


■ 精神科・歯科治療も対象

医療扶助の対象は、一般的な内科や外科だけではありません。精神科の治療や、歯の治療(虫歯の治療・入れ歯作成など)も無料で受けることができます。


■ 持病がある人も安心

糖尿病や高血圧などの 慢性疾患 を持っている場合、治療が長期間にわたることが多いですが、医療費の負担を気にせず継続的な治療を受けることができます。


2.3 家賃補助が受けられるメリット

生活保護には「住宅扶助」があり、家賃の全額または一部を負担してもらえるメリットがあります。これにより、住む場所を確保し、安心して生活を続けることができます。


■ 賃貸住宅の家賃を補助

生活保護受給者が 賃貸住宅に住んでいる場合、家賃を自治体が負担 してくれます。家賃が支払えずに住まいを失う心配がなくなるため、大きな安心感があります。


■ 地域ごとの上限額がある

家賃補助の金額には 地域ごとに上限 が設定されています。例えば、都市部と地方では物価が異なるため、それに合わせた家賃補助の上限が決められています。


■ 持ち家の場合も一部補助の可能性

賃貸だけでなく、持ち家に住んでいる場合も、一部の修繕費などが補助されることがあります。ただし、原則として 持ち家は売却して生活費に充てるよう求められる ケースが多いです。


2.4 生活再建のサポートが充実しているメリット

生活保護は単なる金銭的支援だけでなく、生活を立て直すためのサポートも受けられる制度です


■ 就労支援が受けられる

働ける人には、ハローワークの利用支援 や 職業訓練の案内 など、就職に向けたサポートが行われます。「仕事をしたいけど、何から始めたらいいかわからない…」という人も、相談しながら進めることができます。


■ 自立に向けた相談ができる

生活保護を受給中は、ケースワーカーと定期的に面談を行い、今後の生活について相談できます。「どんな支援が受けられるのか」「今後の生活プランをどうするか」など、不安なことを専門家に相談できるのは大きなメリットです。


■ 住宅の確保や引っ越し支援も

住んでいる場所が不適切な場合(家賃が高すぎる、環境が悪いなど)、引っ越しの支援を受けることも可能です。これにより、より安定した住環境で生活を再建することができます。


2.5 仕事を探す時間を確保できるメリット

生活保護を受けながら、焦らず仕事を探せるというメリットもあります。特に、失業中の人にとっては、生活の不安を感じずに就職活動に専念できるのは大きな利点です。


■ すぐに働かなくても生活が守られる

通常、無職になってしまうとすぐに生活費の問題が発生しますが、生活保護を受けていれば、最低限の生活は保障されます。そのため、「とにかくどこでもいいから働く」のではなく、自分に合った仕事をじっくり探すことができます。


■ 就職活動の支援が受けられる

働く意思がある人には、職業訓練や求職活動のサポートが提供されます。ハローワークの利用支援や、ケースワーカーとの相談を通じて、少しずつ就職に向けた準備を進めることができます。


■ 仕事が見つかっても段階的に支援が続く

仕事が決まって収入が増えた場合でも、すぐに生活保護が打ち切られるわけではありません。一定期間は収入の増加に応じて支給額が調整され、無理なく自立できるよう配慮されています



▶︎3. 生活保護を受けることで得られる安心感



3.1 生活の不安を軽減できる

生活保護を受けることで、生活の不安を大きく軽減できます。収入が途絶えたり、貯金が底をついたりすると、毎日の生活すらままならなくなります。そんなとき、生活保護の支援があることで、最低限の暮らしを守ることができます。


■ 収入がなくても生活が維持できる

失業や病気などで収入がなくなっても、生活保護を受けていれば、食費や家賃、医療費の心配をせずに済みます。「次の収入がいつ入るかわからない」というストレスが軽減されるため、心に余裕が生まれます。


■ 精神的な安心感を得られる

経済的な困難は、精神的な負担も大きくなります。「生活費が足りない」「電気やガスが止められるかもしれない」といった不安が続くと、心身ともに疲れてしまうこともあります。生活保護によって最低限の生活が保証されることで、精神的な安定を取り戻すことができます。


■ 孤立せずに社会とつながれる

生活保護を受けると、ケースワーカーとの定期的な面談があり、生活や将来のことを相談できます。一人で悩みを抱え込むのではなく、支援を受けながら今後の生活を考えていけるのも、大きな安心材料のひとつです。


3.2 家族や周囲への負担を減らせる

生活保護を受けることで、家族や親しい人への経済的な負担を軽減できます経済的に苦しいとき、まず家族や親族に頼ろうと考える人も多いですが、周囲に負担をかけることを心苦しく感じるケースもあります。生活保護を利用すれば、自分の生活費を確保できるため、家族の支援に頼らずに済むことが増えます。


■ 親や兄弟に金銭的な負担をかけずに済む

「親に援助をお願いしづらい」「兄弟に迷惑をかけたくない」と感じる人にとって、生活保護の支援があれば、自分の生活を自分で支えることができます。これにより、家族との関係を良好に保ちつつ、精神的な負担も軽くなります。


■ 子どもがいる家庭も安心できる

特にひとり親家庭の場合、「子どもに十分な食事を与えられない」「学用品が買えない」といった悩みを抱えることがあります。生活保護を受けることで、生活費や教育費の支援が受けられ、子どもの成長を安心して見守ることができます。


■ 高齢者や障害者も周囲に頼らず生活できる

高齢者や障害を持つ人の中には、家族に頼れず経済的に困窮するケースもあります。生活保護を受けることで、医療や介護の費用が補助され、安定した生活を送ることが可能になります。


3.3 社会復帰へのステップとして活用できる

生活保護は、一時的な支援として利用しながら、社会復帰を目指すための制度でもあります。「ずっと生活保護を受け続けるのは気が引ける…」と考える人もいますが、生活が安定するまでの サポート として活用することができます。


■ 就職活動に専念できる

収入が途絶えたとき、「とにかく早く働かないと」と焦ってしまい、条件の悪い仕事に就いてしまうことがあります。生活保護を受けることで、最低限の生活費が確保されるため、焦らずに自分に合った仕事を探す時間を確保できます


■ 職業訓練の機会が得られる

働く意欲がある人には、職業訓練を受けるチャンスも提供されます。新しいスキルを身につけることで、より安定した仕事に就くことが可能になります。


■ 少しずつ自立を目指せる

生活保護を受けながらパートやアルバイトを始めることもできます。収入が増えた場合でも、いきなり支給が打ち切られるわけではなく、段階的に調整されるため、無理なく自立へと進んでいくことができます。



▶︎4. 生活保護のデメリットと注意点


4.1 受給にあたっての制約

生活保護を受けると、いくつかの制約が発生します。最低限の生活を保障する制度であるため、自由に使えるお金や行動には一定の制限が設けられています。


■ 働ける人は就労の努力が求められる

生活保護は「働けない人のための制度」ではなく、「生活の再建を支援する制度」です。そのため、 働くことが可能な人は、仕事を探す努力をしなければなりません。ケースワーカーと面談をしながら、求職活動の状況を報告する必要があります。


■ 収入が増えたら支給額が減る

パートやアルバイトを始めると、その収入額に応じて 生活保護費が減額される 仕組みになっています。少しずつ収入を増やしていくことは可能ですが、「働いた分だけ保護費が減る」と感じる人も多く、モチベーションの維持が難しくなることもあります


■ 生活の自由度が制限される

生活保護費は 最低限の生活を送るための支給 であり、贅沢な生活は認められていません。具体的には、以下のようなことが制限される可能性があります。


  • 娯楽費の制限:高価な趣味や娯楽への支出は厳しくチェックされる

  • 長期の旅行が難しい:長期間家を空けると「生活実態がない」と判断されることがある

  • 車の所有が制限される:原則として車は持てない(例外あり)


生活保護はあくまで「困窮状態を脱するための支援」であり、自由な生活を楽しむための制度ではないことを理解しておく必要があります。


4.2 資産や収入に関するルール

生活保護を受けるには、所持できる資産や収入に厳しいルールがあります。これは、まず自分の資産を活用し、それでも生活が維持できない場合にのみ支援を受けられるという考え方に基づいています。


■ 預貯金があると受給できない場合がある

生活保護は「本当に困っている人」のための制度です。そのため、 一定額以上の預貯金がある場合は、まずそれを生活費に充てることが求められます。具体的な金額の基準は自治体ごとに異なりますが、「貯金があるのに生活保護を受ける」ことは原則として認められません。


■ 車や不動産は原則として処分が必要

生活保護を受ける際、 車や自宅などの資産を持っている場合は売却を求められる ことがほとんどです。

  • 車の所有:基本的に認められないが、地方で通勤・通院に不可欠な場合は例外あり

  • 持ち家:売却が原則。ただし、高齢者や病気の人が住み続ける必要がある場合は認められるケースも


資産を処分した後に、それでも生活が成り立たない場合にのみ生活保護の対象となります。


■ 臨時収入も報告が必要

生活保護受給中に 臨時収入(親族からの援助、お祝い金、遺産相続など) が入った場合、ケースワーカーに報告しなければなりません。一定額を超えると、生活保護費の支給が停止または減額される可能性があります


4.3 申請が難しいケースと対策

生活保護は本来「困っている人を助けるための制度」ですが、申請が難しいと感じるケースもあります。申請の過程で問題に直面した場合は、適切な対策を取ることが大切です。


■ ケース1:窓口で「まだ働ける」と言われた

福祉事務所に相談した際、「まだ働けるのでは?」と申請を断られることがあります。しかし、生活保護の受給可否を決めるのは、窓口の担当者ではなく正式な審査機関です。もし申請を拒否された場合は、「申請を正式に受理してください」とはっきり伝える ことが重要です。


■ ケース2:親族に援助の確認がいくのが嫌

生活保護の申請をすると、親や兄弟に「援助できますか?」という通知が送られることがあります。ただし、これはあくまで形式的な確認であり、親族が必ず援助しなければならないわけではありません。どうしても知られたくない場合は、「事情があって援助を受けるのが難しい」とケースワーカーに相談しましょう。


■ ケース3:申請の手続きが複雑で難しい

生活保護の申請には、収入証明や家計の状況を示す書類が必要になります。特に、初めて申請する人にとっては 手続きが複雑でわかりにくい こともあります。このような場合は、福祉事務所の職員に相談したり、生活保護のサポートを行っている団体に助けを求めたりするのも一つの方法です。


■ ケース4:過去に生活保護を辞退したことがある

過去に生活保護を受けていたが、自分の意思で辞退した人が再申請する場合、「本当に必要なのか?」と疑われることがあります。しかし、状況が変われば再申請は可能なので、現在の経済状況を正直に説明することが大切です。



▶︎5. 生活保護の申請方法と流れ


5.1 生活保護の申請に必要な書類

生活保護を申請する際には、現在の生活状況や収入を証明するための書類を提出する必要があります。書類の準備が不十分だと審査がスムーズに進まないため、事前にしっかり確認しておきましょう。


■ 必要な基本書類

生活保護の申請には、以下のような書類が必要になります。

  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証など)

  • 住民票(世帯全員分)

  • 収入証明書(給与明細、年金受給証明書など)

  • 預貯金通帳のコピー(直近の取引履歴がわかるもの)

  • 家計の状況がわかるもの(家賃の領収書、公共料金の請求書など)


■ 状況に応じて必要な書類

申請者の状況によっては、追加の書類が求められることもあります。

  • 働けない理由がある場合:診断書や障害者手帳

  • 仕事を辞めたばかりの場合:退職証明書や雇用保険受給資格者証

  • 家族がいる場合:扶養義務者の収入証明書


書類の詳細は、申請先の福祉事務所で確認できます。事前に相談し、不足がないように準備しておくことが大切です。


5.2 生活保護の申請から受給までのステップ

生活保護を受けるまでには、いくつかのステップがあります。申請から支給開始まで 1か月程度 かかることが多いため、流れをしっかり把握しておきましょう。


【生活保護の申請の流れ】

福祉事務所に相談する

まずは、住んでいる地域の福祉事務所(生活保護課)に相談します。このとき、収入状況や生活の困難な事情を説明し、申請の可否を確認します。


申請書を提出する

正式に申請を決めたら、申請書と必要書類を提出します。窓口で「申請したい」と伝えれば、必ず受理されます。


家庭訪問・調査が行われる

福祉事務所の担当者(ケースワーカー)が申請者の自宅を訪問し、生活状況を確認します。また、収入・資産・家族構成についての詳細な調査が行われます。


審査・決定提出された書類と調査結果をもとに、生活保護の支給の可否が決定されます。通常、申請から2週間〜

1か月ほどで結果が通知されます。


支給開始

生活保護が認められると、指定口座に保護費が振り込まれます。その後も、ケースワーカーと定期的に面談しながら、生活の見直しを行っていきます。


5.3 生活保護の申請時に気をつけるポイント

生活保護をスムーズに受給するためには、申請時にいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

■ ① 窓口で「申請させてもらえない」と言われても諦めない

福祉事務所の窓口では、「まだ働けるのでは?」「家族に頼れませんか?」といった理由で、申請を遠回しに断られることがあります。しかし、 生活保護は権利として認められた制度です「生活保護の申請を正式に行いたい」とはっきり伝えれば、窓口は申請を拒否できません


■ ② 必要書類をしっかり準備する

申請時に書類が不足していると、審査がスムーズに進まず、支給が遅れる可能性があります。事前に福祉事務所に確認し、必要な書類を揃えてから申請することが大切 です。


■ ③ 虚偽の申告は絶対にしない

収入や資産について、少しでも良く見せようとして嘘をつくと、不正受給とみなされることがあります。生活保護の支給が取り消されたり、返還を求められることもあるため、 正直に申告することが重要 です。


■ ④ 受給後もケースワーカーとの面談を大切にする

生活保護を受けた後は、ケースワーカーと定期的に面談を行います。「仕事が見つかった」「収入が増えた」などの変化は、速やかに報告するようにしましょう。



▶︎6. まとめ:生活保護のメリットを正しく理解し安心した暮らしを


生活保護は、経済的に困難な状況にある人が最低限の生活を守るための制度です。「生活が苦しい」「病気や失業で収入が途絶えた」など、どうしても自力で生活できないときに、支援を受けられる仕組みになっています。


■ 生活保護のメリットを振り返る

生活保護を受けることで、以下のようなメリットがあります。

  • 経済的な支援が受けられる(生活費や家賃の補助)

  • 医療費が無料になる(病気やケガの治療が受けやすい)

  • 生活再建のサポートがある(就職支援や相談ができる)

  • 家族や周囲への負担を減らせる(頼れる人がいなくても生活を維持できる)


これらの支援を受けることで、生活の不安が軽減され、落ち着いて将来を考える余裕が生まれます。


■ 生活保護は「自立を助けるための制度」

生活保護は、一度受けると一生続くわけではありません。むしろ、「自立するためのサポート」として活用し、 最終的には自分の力で生活できるようになること を目的としています

そのため、受給中も就労支援を受けたり、少しずつ仕事を増やしたりしながら、無理なく社会復帰を目指すことが大切です。


■ 困ったときは早めに相談を

生活保護の申請を迷っている方の中には、「本当に受けてもいいのだろうか」「申請しても断られるのでは?」と不安を感じる人も多いでしょう。


しかし、 生活保護は困っている人が利用できる正当な権利です。

「生活が厳しくなった」と感じたら、無理をせず、早めに福祉事務所や専門のサポート機関に相談してみましょう。必要な支援を受けながら、安心して暮らせる道を探すことが大切です。



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